仕事で来日中の外国人の方が、道路交通法違反で逮捕されました。依頼者は被疑事実を否認していました。比較的軽微な事案であったにもかかわらず、逮捕勾留されてしまいました。日本人だったらおそらく逮捕されなかったであろう事案です。非常に不合理な逮捕・勾留でした。
母国のご家族や依頼者が経営する会社の方々の協力を得たうえで、粘り強く検事と交渉を続けた結果、勾留満期よりも早く釈放させることができました。最終的に、不起訴処分を得ることもできました。
ビジネスへの影響は生じてしまいましたが、被害を最小限にとどめることができて安心しました。外国人差別ともいえる勾留決定に、非常に憤りを感じた事件でした。
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